大学の友だちで、
「居酒屋のキャッチめっちゃ稼げるよ!!」
なんていう話を聞いたことないだろうか?また、居酒屋のキャッチをやっている友達が多いなんてことはないだろうか?
ちなみに、管理人も居酒屋のキャッチのバイトをしているため、今回は
大学生に人気の居酒屋キャッチバイトのすべてをお話しようと思う。
繁華街などを歩いていると、
「お兄さん~~居酒屋どうですか!?値引き頑張ります!」
などの声掛けをされると思うが、まさにこれが居酒屋のキャッチの仕事内容である。
要は、店の外に出てお客さんを見つけ、交渉し、お店まで連れてくる仕事だ。
呼び名としては、客引きや外販と呼ばれることもしばしばだ。
では、そんな居酒屋のキャッチバイトというのは、大学生にとって実際どうなのだろうか。
なぜ大学生に居酒屋のキャッチは人気なの?
大学生が好んで居酒屋のキャッチのバイトをしたがる理由は、いくつかある。
では、それぞれを詳しく見ていこう。
1、キャッチバイトは税金がかからない
世の中、収入がある人は税金を納める仕組みになっている。それはもちろんバイトでも同じである。
バイトをしていて、103万円以上の所得は~とか130万円以上は~とかいう話は聞いたことがあるかもしれない。
しかし、居酒屋のキャッチはこの税金が、一切かからない。
なので、何十万と稼いでいたとしても、実質の所得は0円なので、扶養から外れることなく、親にも負担をかけなくて済む。ということ。
※2020年現在、管理人が在籍しているキャッチ会社では、雇用形態がアルバイトから個人事業主扱いとなっているため、確定申告をして、税金を支払う必要がある。
ただし、税理士が、確定申告の方法や、節税の知識についても詳しく教えてくれるため、そこまで心配する必要はない。
むしろ、税金を払っていないということは、学生からしてみると、楽だし扶養も外れないということで、楽かもしれないが、取り返しの付かない事態になる場合もあるのだ。
そのため、
「キャッチのバイトは扶養を外れなくても大丈夫」
「キャッチのバイトは税金が一切かからない」
という勘違いはしないで欲しい。
2、キャッチのバイトは休憩が自由
そもそも、時給制のアルバイトだと、自分の時間を売ってお金にしているわけだが、居酒屋のキャッチは、完全歩合制。
これについては、読み進めて頂くと理解して頂けるだろう。
つまり、自分の出来高で給料が決まるため、休憩時間はそれぞれの自由なのだ。
もっと言えば、ずっと休憩していても、バレなければ問題ない。
しかし、自分のその日の給料は0円になる。
ただ、このいつ休憩してもいいというスタンスが、大学生に人気の理由だ。
3、他のバイトよりもかなり稼げる
キャッチのバイトは、飲食店などの一般的なアルバイトとは比べ物にならないくらい稼げる可能性が高い。
それがなぜか、ということについては後述するが、大学生にキャッチのバイトが人気の理由には、間違いなく”稼げるから”という理由が含まれている。
ただし、勘違いしてほしくないのが、キャッチのバイトは他のバイトに比べて稼げる可能性が高いということだ。
誰でも楽して大金を稼げるわけではないので注意して頂きたい。
居酒屋のキャッチってどんなバイト?
居酒屋のキャッチってそもそも稼げるの?
居酒屋のキャッチを大学生が好んでやる理由はいくつかある。詳しいことに関しては後ほど説明するが、その人気の理由のひとつとして、やればやるだけ稼げるという点がある。
給料形態についても後ほど解説するが、時給制ではない。
そのため、自分が頑張ってお客さんを連れてくれば来るほど自分が儲かる仕組みになっている。
※居酒屋のキャッチが路上でしつこく声をかけてくるのには、以上のような理由があるからだと認識してほしい。
同じ業種を擁護するつもりはないが、しつこくされたらかなりうざいが、これも彼らの仕事であって、彼らの生活がかかっているためである。
居酒屋のキャッチってちょっと手を出しにくい?
もしかしたら、居酒屋のキャッチをやってみたい!という人もいるかもしれないが、なかなか踏み込めない人も多いのではないだろうか?
実は、私も居酒屋のキャッチを始めようか悩んでいた時は、この問題にぶち当たった。
- 違法じゃないの?
- 捕まらないの?
- 怖い人ばっかりじゃないの?
- どうやって応募すればいいの?
という、不安と疑問だらけだった。これらのことを疑問に思っている大学生は結構多いのではないだろうか?ということでこの項目について、紐解いていく。
違法性と逮捕について
明確に言うと、客引きというのは迷惑防止条例にまずひっかかる。
迷惑防止条例というのは、しつこい付きまといや強引な勧誘などに適用され、ひどい場合は逮捕されてしまうこともある。
また、風営法でも客引きは規制されているが、居酒屋は風俗ではないため、上記の迷惑防止条例の規制範囲内、ということになる。
2018年頃から、どのエリアでも、迷惑防止条例が厳しくなり、それに合わせて取り締まりも強化されている。
迷惑防止条例
禁止行為の対象
・客引き 通行人などの不特定の者の中から相手方を特定し、客とするため言語又は動作によって積極的に誘う行為
・誘引 呼び込みやビラ配布など、相手方を特定せずに客となるよう広く誘いかける行為
・客待ち 客引きや誘引をする目的で、公衆の目に触れるような場所で、うろついたり、とどまったりする行為
・勧誘 スカウト行為をいい、通行人などの不特定の者の中から相手方を特定し、一定の労力やサービスに従事するよう誘い込む行為
引用:https://www.police.pref.chiba.jp/fuhoka/safe-life_publicspace-trouble.html
怖い人ばかりじゃないの?
これについては、キャッチ会社にもよるが、ほとんどが気さくな人だったりする。
例えば、見かけは怖くていかつくても、後輩にはほんとに優しくて、丁寧に教えてくれるという方もたくさんいるはずである。
このため、キャッチをやっている人は怖いかな、というのはそこまで心配することではないように感じる。
どうやって応募すればいいの?
居酒屋のキャッチをやるためには、まずは応募して面接をしなければならないが、タウンワークや仕事探し系の雑誌、またはインターネットなんかには、間違いなく乗っていない。
なので、居酒屋のキャッチをする場合には、必然的に誰かの紹介で入るしかない。
周りの友だちに声をかけるのもありだと思うし、よくやるのが、居酒屋のキャッチの人に声をかけ、
「アルバイトしたいんですけど」
というのも、一つの手かなと思う。
このように、よく聞いてみると居酒屋のキャッチについての詳しいことが理解できるため、これから居酒屋のキャッチをやってみたいと考えている方がいるのならば、事前に下調べしていくのも大事なのではないだろうか。
居酒屋キャッチの給料形態と歩合の相場
さあ、ここが一番気になるところだと思うが、先ほど時給制ではないと説明したように、居酒屋のキャッチのバイトで時給制を取っているところは少ない、というかほぼないだろう。
ここが、一番の人気ポイントだったりするのだが、キャッチは完全歩合制であることがほとんどで、自分が引いたお客さんが使ったお金の〇%が自分の給料として反映されると考えてもらうのが正しい。
大体の目安として、居酒屋で1人あたりが使うお金の平均は、3000円と言わている。
そのため、例えば1時間で3人のお客さんを引いた場合はこうなる。
3000円×3=9000円
9000円×歩合(15%とする)=1350円
1時間のうち、3人でも引くことができれば、大体時給のアルバイトよりちょっといい給料になるということである。
歩合の相場についてはそのお店ごとで違ってくるので一概には言えないが、14%~20%ちょいくらいが相場ではないだろうか。
つまり、時給制のバイトでないため、1日で稼げる上限が決まっていない。
ということは、自分の頑張りしだいでいくらでも稼げるということだ。
しかし、ここまではいいことしか言っていないが、一日一人もお客さんを連れてこれなかった場合には、給料が0円となる。
交通費が出ない会社だと交通費だけ払って0円ということになってしまうシビアなバイトだ。
今日までで、問い合わせフォームから連絡を頂き、キャッチのバイトを紹介させて頂いた方はたくさんいる。
・大学生
・フリーター
・掛け持ち
など、様々なご職業の方だ。
(※現在は募集を行っておりません)
その中には、あまり言いたくない事実だが、なかなかうまく稼げずに辞めてしまう人がいるのも事実だ。
しかし、このサイトから応募頂いた方で、毎月月収約20万円から40万円前後を稼いでいる人がいることもまた、事実なのだ。
要するに、キャッチバイトで稼ぐためには、
- キャッチバイトのコツを早くつかむこと
- できるだけ早く慣れること
- やる気があること
が求められる。
居酒屋キャッチのコツとは?
キャッチのコツというのは、慣れてくると自然に身につくものだが、交渉のうまさとか云々の前に、まず、第1声でインパクトを与えることだと思う。
その店の一押しのポイントや、ほかのお店と違うところ、値下げの有無など、を一言でお客さんに伝える。ここが意外と難しい。
また、居酒屋に行きそうなお客さんに声をかけるのも効率的で大事なことだ。
キャッチは数打ちゃあたるというのも一理あるが、それでは体力が持たないし効率が悪すぎる。
何人かで看板をみながらゆっくり歩いている人や、居酒屋にいきたそうな雰囲気を出している人(これは慣れでわかるようになる)に声をかけることが大事。
1人で歩いている人や、完全に仕事中のサラリーマンなどに声をかけても意味がないということ。
また、居酒屋のキャッチにはルールがある。
もちろん、そのエリアにいる居酒屋のキャッチはあなただけではなく、ほかの会社のキャッチも存在する。
そのため、先に交渉していたら、被って交渉してはいけない。
というのが、大きなルールである。
被るというのは、同時に話かけること。
もし、被ってしまい、お客さんをとってしまうと、それこそ揉めてしまう危険性があるのでそこだけは注意が必要だ。
居酒屋のキャッチのコツというのは、教えてもらうことも確かに大事だが、やっていくうちに自分オリジナルのやり方を見つけることも大事だ。
なぜかというと、オリジナルのコツを掴むことで、その方法は自分だけしか知らない方法となるからである。
また、キャッチをしていると、観察力が養われる。
「あ、あの人はこういう風に交渉したらいけそうかな」
「あの人はどんなキャラで声をかけたら乗ってきてくれるかな」
などという、柔軟な対応力と観察力が養われるため、キャッチのバイトから学ぶことは私的には多い気がする。
もし興味のある方は、周りの知り合いなどに詳しく聞いてから一度挑戦してみるのも経験のうちだと思っている。
まとめ
居酒屋のキャッチには、法律に触れてしまう可能性がある部分や、完全歩合制で給料が保証されていないというデメリットがある。
しかし、頑張りしだいでいくらでも稼げる、ということや交渉の応力、観察力が養われるというメリットがあることも事実だ。
自分の実力を試したい人には最適なバイトだと思うし、観察力や、交渉力なども格段に上がるはず
ちょっと余談ではあるが、居酒屋の外販というのは、証券会社の就職に強い。らしい。それは、忍耐力があるとみられるからだそうで、証券会社も居酒屋のキャッチも断られることが前提で話すため、かなりの忍耐力を養うこともできるだろう。
このように、自分をもっと成長させたい、稼ぎたいという人にはお勧めのバイトだと思うので、一度は経験してみることも一つの手ではないだろうか?
- もっと詳しい居酒屋のキャッチバイトのコツを知りたい!
- もっと居酒屋のキャッチで稼ぎたい!
という方のために、もっと具体的に、居酒屋のキャッチで稼ぐコツを書いてみた。
気になる人は、是非チェックしてみてほしい。
続きはコチラ↓
条例が厳しくなった今、居酒屋のキャッチで大学生が、月に20万円以上を稼ぐためには、誰でもできるちょっとしたコツをマスターすることが大切である。 しかし、この誰にでもできるコツを、ほとんどの居酒屋[…]