今回は、大学生が単位を落としてしまった時の正しい対処法について、ご紹介していきたいと思う。
大学生であれば、大学の仕組みは当然理解しており、早く単位を落とした時の対処法を知りたいはずだとは思うが、順を追って丁寧に説明していくため、焦らずに最後まで読んで頂きたい。
・単位習得の重要性
大学では、どこの学校も卒業単位数が決められている。その既定の単位を修得した人は4年で卒業できるという仕組みだ。
また、これは大学によるのだが、通年で授業を選択する学校もあれば、春セメスターと秋セメスター、わかりやすく言えば前期と後期で履修する授業を選択する学校とがある。
ちなみに、私は2セメスター制の学校に通っているため、毎年二回授業の選択をすることになる。
多分どこの学校でも、卒業するために最低限取っていた方がよいという単位数を、毎回授業を選択する機関になると、教えてくれるところが多い。
私が通っている学校での、1セメスターの推奨単位数は18単位である。
これを下回ると、4年での卒業が難しくなる場合がある、ということである。
そして、2セメスター制の学校も通年制の学校でも、その期間内で履修できる単位数の上限が決まっているはずである。
例を挙げると、私の学校は、1セメスター MAX22単位である。
つまり、推奨単位は18単位を取ることだが、MAX22単位まで修得することが可能であるということだ。
ちなみに卒業までの規定単位数は、124単位であるため22単位すべての単位を毎回取っていれば、3年生の時には規定の単位を履修している計算になる。
(この計算は、ゼミなど細かいことは抜きにしてざっくりと計算している)
このため、大学生は卒業規定単位数を意識しながら、履修を進めていくことが大事になるのである。
・単位を落としてしまった時の対処法は?
先ほどの項目は、大学生が卒業するための基本を説明したまでなので、そんなに重要な項目ではない。
しかし、これからご覧いただくことは、あなたが大学を卒業するまでの中で最も重要になることだと自負しているため、是非ともご覧頂きたい。
通年で履修する授業を選ぶ学校については、まだ履修中だと思うが、2セメスター制の学校であれば、春セメスターの授業については、すでに修得したか落としたかの結果が出ているところも少なくないだろう。
その中で、単位をいくつか落としてしまった人もいるはずである。少なくともこのブログをご覧頂いているあなたはいくつか単位を落としてしまったのだろう。
しかし、もう一度気を引き締めるつもりで聞いて欲しいのだが、大学で単位を落としている人は意外と少ないということなのだ。
これについては、別のサイトを見て私も初めて知ったのだが、フル単で卒業している人の割合の方が高いらしい。
この点も含め、もう一度自分に気合をいれなおしてほしい。
そして、もし単位を落としてしまった場合の対処法だが、他のサイトなどを見ると、
・レポートを書き直して再提出をする
・先生にお願いをして再試を受けさせてもらう
などのことが書かれているが、私はその必要はない。と思うのだ。
もし、それが4年生の卒業できるかできないかの瀬戸際で落としてしまった場合には、最終手段として使えるのかもしれないが、まだあなたが1年生、2年生、3年生であるのならば、落とした単位を取り戻すといったことは、時間の無駄であるという風に私は考える。
というのも、確かに単位は落としてしまったかもしれないが、それについては、次のセメスター、次の年でカバーすればいいだけの話で、必ずしもその場で落とした単位を取り戻す必要はないと考える。
もちろん、次のセメスター、次の年は、今回落としてしまった分の単位を修得しなければいけないため、明らかに大変になるかもしれないが、それはあくまで自業自得であって、どうしようもないことなのだ。
しかし、落としてしまった単位を取り戻すというのは、そう簡単なことではないだろう。
そんなことをしてしまったら、みんながみんな単位を取り戻したくて教授に詰め寄るだろう。
そういうことを避けるためにも、大学側はかなりシビアに単位を出している。
つまり、落とした単位を取り戻すことは、ほぼ不可能に近い。
ということである。
それならば、次のセメスター、次の年で、どうやったらフル単を取れるのか、今回単位を落としてしまった原因はなんだったのだろうか、ということを、反省して次に生かすことの方が絶対に効率的だと思うのだ。
そうすることで、次回の修得単位数が変わってくるかもしれないし、自分の意識も変わってくるだろう。
また、反省して応用するといった、社会で生きていくために必要なスキルも身に着けることができるだろう。そういった意味でも、単位を落としてしまったからと言って、それを取り戻そうとするのではなく、次の単位を落とさないように努力することの方が重要である。
大学生が単位を絶対に落とさない裏技は、大学生が期末テストで単位を落とさない方法
で解説しているので、併せて読んでみることをおススメする。