あなたはＦラン大学をどうおもうだろうか？
・行く意味がない
・恥ずかしい
・高卒で働いた方がまし
考え方は人それぞれだが、決して私はそうは思わない。
むしろ、Ｆラン大学卒業、もしくは中卒、高卒の人のほうが、成功している人が多いのではないかと思うくらいだ。
もちろん、Ｓラン大学生はとてつもなく勉強ができて尊敬はするが、そうなりたいとは一度も思ったことのない筆者が、今回は、Ｆラン大学生とＳラン大学生の違いを、私の独断と偏見で書いていこうと思う。
決して、嫌味でも、バカにしているわけでもないが、そう感じてしまった場合にはすぐにこのページを閉じて頂いて構わない。
先に行っておくと、私ももちろんＦラン大学生である。
・ＦランでもＳランでも大卒は大卒
もちろん、「無名の大学卒」よりも「東大卒」といった方が、イメージはいいだろうし、すごいね！ともいわれるだろう。
しかし、ただそれだけの話ではないだろうか？
ＦランでもＳランでも、資格はどちらも「大卒」だ。
Ｆランだから、負け組。Ｓランだから勝ち組なんてことは一切ないと思う。
Ｆランだから就職に困るとかＳランだからどこでも就職できるなんて言える時代ではないのは、すでにご存じかと思うが、要は一番大事なことは個人の能力であって、大学のランクではないような気がするのだ。
・Ｆランは”遊び”から学ぶ
Ｓランは”教科書”から学ぶ
Ｆラン大学生は言わずと知れず遊びまわる。もちろんＳランの大学生も遊ぶとは思うが、Ｆラン大学生の遊びまわりぶりはかなり激しい。
その中でも、無駄な遊び、無駄な時間を過ごしている人もいるが、中にはＦラン大学生でも、自分の経験となるような遊びかたをしている大学生がいるのも事実だ。
Ｆラン大学生は、勉強がそこまでできない分、遊びながら人生の勉強、経験を積んでいくことが多いのではないだろうか？
逆に、Ｓラン大学生は、バカみたいに遊ぶことは少ないのではないだろうか？
どちらかというと、教科書とノートとにらめっこをして、そこから知識を吸収していくというパターンが多いようなイメージだ。
もちろんどちらも大事なことだが、その経験や勉強が将来に生かせるのかということを常に考える必要があると思う。
ただやみくもに遊びまわっても、そこから得るものはないだろうし、楽しい時間も一時だけだろう。
逆に、机に向かって必死に勉強したところで、社会で必要な知識やコミュニケーション能力が欠けていれば使い物にならないはずだ。
・Ｆランは対人に強い
Ｓランは数字に強い
Ｆランは、勉強ができない分、人とのコミュニケーションに長けている人が多い。（もちろん全員ではないが）
勉強よりも、遊びやバイトに力を入れている人も多いので、そういった意味でもコミュニケーション能力は確実に高い人が多い。
勉強はそこまでできなくても、社会適応能力に優れていれば、就職したとしてもそこまで苦労はしないと思うし、むしろ評価される場合が多いのではないかとも思う。
逆に、Ｓランは数字に強い人が多いのではないだろうか。
人よりも勉強している、勉強ができる分、そういった計算などの面では能力的に有利なのではないかと思う。
もちろん就職も、金融系など数字に強い人でなければなれないような職業に就くことができるだろうから、その辺だけで見れば、ただただうらやましいが、コミュ力では絶対に負けない自信がある。
もっと言えば、Ｓランは交渉や営業といったことが苦手な人が多いのではないだろうか？
私が今まで見た高学歴の人は、あまり積極性がなく、ちょっと内向的なイメージが強い。
逆に、Ｆラン学生は、数字や計算にはめっぽう弱いが、交渉事や駆け引き、営業などはかなり得意なのではないだろうか。
・Ｆランはとりあえずやってみる
Ｓランは一度考えてからやる
Ｆランは、言ってしまえばバカが多い。
ただ、バカなだけにとりあえずやってみて成功することもある。
周りが絶対にやらないようなことを平気でやってしまうため、失敗をすることもあるが、逆に成功することが多いのもバカの利点なのだと思う。
失敗するかしないかは、やってみないとわからない。この考えが強い気がする。
逆に、Ｓランは、頭がいいだけに、やろうとしていることが成功する見込み、確率が高ければやってみるが、そうでないとやらないという現実主義なところがある気がする。
やって成功するとわかっているものを確実にこなすということは強みではあると思うが、それが逆に後悔する結果にもなってしまうのではないだろうか。
・まとめ
今回の記事は、決してＦランを擁護しているわけでも、Ｓランをバカにしているわけでもない。
ただ、Ｆランにも良いところがあり、悪いところがある。
その逆で、Ｓランにも良い面があり、悪い面がある。
社会に出て成功するかしないかは、大学のランクだけでは決められない。
だからＦランだからと言って、諦める必要もないし、Ｓランだからといって安心できるということでもない。
ただ、Ｆランの私から言わせてもらえば、
大事なのは、頭のいい奴より、頭のキレる奴を目指すことだと思うのだ。