大学生の場合、いくらぐらいの貯金があればいいのだろうか?
このよな疑問を持っている大学生はかなり多い。
というのも、大学生は貯金よりも遊びに必死であるため、そもそも貯金をしようという概念がないことの方が多いのだ。
また、貯金をしたくても、遊びに使ってしまってなかなか貯まらないという人もいる。
そこで、この記事では、大学生はいくらぐらいの貯金があればいいのか、ということについて、詳しく解説していく。
大学生の平均貯金額はいくら?
大学生の平均貯金額は、一人暮らしと実家暮らしを合わせても、平均で1万5千円程度だ。
何を根拠に断言しているのか、ということについては、コチラ↓のブログで詳しく解説しているため、一度目を通してみて欲しい。
・大学生は貯金がなくても安心できる?~貯金がないと安心できない大学生もいるの?~
1万5千円が、大学生の平均貯金額だとすると、
・1年終了時:18万円
・2年終了時:36万円
・3年終了時:72万円
・4年終了時:144万円
ということになる。
この基準と照らし合わせてみて、みなさんの貯金額はどうなっているだろうか。
中には、これ以上の貯金額があるという人もいるかもしれないが、ほとんどの大学生はここまでの金額を貯金できていないだろう。
ただ、大学生の貯金というのは、私から言わせれば、そこまで多くなくていいと思っている。
なぜなら、「無理だからだ」
大学生の理想の貯金額は生活費の3か月分でいい?
大学生の多くはアルバイトをしているだろう。
ただ、毎月10万円以上をアルバイトで稼ぐ大学生はとても少ない。
その中から、遊ぶお金や生活費などを出している大学生もいるだろう。
そんな収入の少ない大学生に、1万5千円以上を貯金しろなんていうのは、あまりにも無理がある。
ただ、貯金が全くない状態だと、場合によっては困ってしまうこともあるため、そこそこの貯金は持っておいた方がいいだろう。
大学生の理想的な貯金額は、1か月の生活費×3か月分だと思う。
実家暮らしか、一人暮らしかで、1か月にかかるお金は大きく変わってくるが、大体これくらいの貯金があれば、大学生のうちはなんとかなる。
また、大学生は貯金に精を出すよりも、遊びに精を出すことの方が大事だ。
これに関しては、コチラ↓の記事で詳しく解説しているため、一度目を通してみてもらいたい。
・大学生には「遊び」と「貯金」どっちが大事?~両立することはできない?~
そのため、手っ取り早く生活費の3か月分を貯金して、あとは遊びに回すことをおすすめする。
ただ、中には、
「つい使ってしまって、貯金ができない」
という大学生もいるだろう。
では、どうすれば3か月分のお金を貯金することができるのだろうか?
大学生はどうやって貯金すればいいの?
大学生に限らず、貯金をするための方法は2つしかない。
それも、至ってシンプルな方法だ。
収入を上げる
まずは収入を上げることが大事だ。
毎月アルバイトで5万円稼げるのであれば、貯金額1万5千円を上乗せした、6万5千円を稼ぐのだ。
そうすることで、仮に1万5千円を貯金に回したとしても、自分が自由に使えるお金が減るわけではない。
ただ、
「あればあるだけ使っちゃうんだよ!」
と思った人もいると思う。
ここが貯金の難しいところで、お金が増えれば、それだけ自分の使えるお金が増えたと勘違いしてしまう人が多いのだ。
そこで、大事になるのがもう1つの方法だ。
支出を減らす
今月、あなたはどれくらい無駄遣いをしただろうか?
少し考えてほしい。
無駄遣いというのは、価値のないことにお金を使うことだ。
例えば、
・タバコ
・ギャンブル
・衝動買い
・無意味な飲み会
無駄遣いだと感じるものは、人それぞれ違うが、上手に貯金をしていくには、そのような無駄な支出をカットしていく必要がある。
そうすることで、不思議とお金が余るようになるのだ。
騙されたと思って、是非試してみて欲しい。
大学生の貯金は10万円までが苦しい
これは私の勝手な決めつけかもしれないが、大学生の場合は、10万円まで貯金することができたら、そのあとは順調にお金を貯めていくことができるような気がする。
というのも、10万円貯めるまでは、
「また来月から貯め始めればいっか」
と簡単に引き出してしまうが、10万円を超えてくると、
「せっかくここまで頑張ったのに、今引き出したら水の泡になる」
という感情が出てくる場合が多い。
つまり、ある金額を超えたあたりから、貯金が楽しくなり、絶対に引き出さないという決意が固まることがあるのだ。
これは、人によって20万円かもしれないし、30万円かもしれない。
ただ、そのある金額に達するまでは、自分の中の天使と悪魔が激しい攻防戦を繰り広げているため、悪魔のささやきが聞こえても、引き出してしまわないように注意すべきだ。
まとめ
大学生の貯金は、1か月の生活費×3か月分程あれば十分だ。
中には、100万円や200万円を目標に貯金をしている人もいる。
小さいころからコツコツと貯金をしてきているのであれば、その額も可能かもしれないが、大学生から貯金を始めた場合、100万円以上貯めることはかなり難易度が高い。
それよりも、一定の金額だけしっかりと貯金して、あとは自分の経験や刺激に繋がる遊びにお金を使う方が、大学生にとってはメリットがあるのではないだろうか。