大学生の貯金に意味ってあるの?全財産を使い果たした方が良いって本当?

大学生のあなたにとって、本当に貯金は必要だろうか。

 

ネットで検索すると、

「大学生なら貯金は必要ない」

「大学生でも貯金をしておくべき」

と、意見が分かれている。

 

実際に1人暮らしの大学生をしている私から言わせると、貯金は大いに必要だ。

貯金が無くて、何度うなだれたか、何度親に助けを求めたかわからない。

 

そこで、この記事では、他サイトでよく言われる、

「大学生に貯金が必要ない」

ということに関して解説し、最終的には大学生にとって貯金がどれくらい重要なものなのかということについて、詳しく解説していく。

 

大学生に貯金は意味がない事なの?

先ほども解説したように、大学生にだって貯金をする意味はあるし、貯金である程度の安心を買うこともできる。

 

ただ、たくさんのサイトで、

「大学生の貯金は無意味」

と言われている。

 

そのため、多くの大学生が、

「貯金はしなくてもいいんだ」

「好きなことに使いまくっちゃおう!」

と違った捉え方をしてしまうのだ。

 

大学生に貯金が必要ないと言われる3つの理由

では、なぜたくさんのサイトで、大学生には貯金が必要ないと言われているのだろうか。

それにはしっかりとした理由があり、意味を正しく理解すれば、正しいことを言っている場合もある。

 

ただ、その情報の受け取り側である大学生が、間違った解釈をしてしまうと、お金を全て使い果たし、空っぽの財布を見つめる苦痛の時間を経験することになる。

貯金をするためにバイトをしても意味がない

まず、色々なサイトで言われていることが、

「貯金をするためにバイトをしても意味がない」

ということだ。

 

確かに、大学生の、というかアルバイトの時給は大体1000円前後だと思う。

また、大学生の場合は月に数回しかバイトに出ないこともあり、月収3~5万円くらいしか稼げない人も多くいる。

 

その中で、生活していくお金や遊ぶお金を捻出し、尚且つ貯金をしていくというのはかなり効率が悪いのだ。

 

例えば、月収5万円ならどうなるだろうか。

生活費:2万円

遊び:3万円

貯金:0円

このように、そもそもの収入が少ないため、貯金に回すお金を作ることが難しいのだ。

 

であれば、バイトで最低限の生活費、遊ぶお金を稼ぎ、それを有意義に使って新しい経験をどんどんしていくべきだ、ということが様々なサイトで書かれている。

 

 

反論:バイトで数か月間生きていけるだけの貯金は必要

バイトで100万円、200万円の貯金をするというのは、現実的に考え難しい。

それはわかる。

 

しかし、10万円や20万円なら簡単に貯まるものだ。

結論から言ってしまうと、大学生には最低10万円、理想を言えば、20万円程度の貯金は必要だと言える。

 

なぜなら、毎月安定してバイトに入れる保証がないからだ。

つまり、今月生活していくお金は、先々月稼いだバイト代を使うべきなのだ。

 

どういうことかというと、バイト代というのは大体月末に締めて、次の月に支払われる。

バイト1か月目:5万円

バイト2か月目:5万円

今月:5万円

だとしたら、今月は1か月目に稼いだ5万円で生活をしていくべきなのだ。

 

そうすれば、次の月は2か月目の給料で生活できることになり、実質5万円の貯金ができることになる。

このように、1か月先送りで生活することができればば、万が一1か月間まるまるバイトができなかったとしても、最低限生活していくことができるのだ。

 

大学生には、夏休みや春休みという無駄に長い休みがある。

しかも、4年の大学に通っていれば、この長期休みがそれぞれ4回あることになるのだ。

その1回でもいいから、バイトをする長期休みとして設定して、がっつり稼いでおくことをおすすめする。

 

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貯金に目的がない大学生が多い

「目的のない貯金は無意味だ」

そういわれることが多いですが、これは大学生にも当てはまる。

「なんとなく貯金している」

「通帳の額が増えていくのが楽しい」

このように、何に使う予定なのかが明確でない貯金が無意味だ、と様々なサイトで言われている。

 

無意味にお金を貯めるくらいなら、たくさんある時間を有効活用して海外旅行に行こうと締めくくられているサイトも非常に多いのだ。

 

反論:目的のない貯金は貯まりにくいだけ

私から言わせれば、

「目的がない貯金は”なかなか貯まらない”だけであって”無意味ではない”

と思う。

 

確かに、目的がなければお金を貯めることに意味を見出せなくなり、ついつい使ってしまうということもあるだろう。

 

しかし、もしそれである程度の金額を貯めることができれば、いざとなったときに使えるお金ができるため、精神的な安心を手に入れることもできるのだ。

 

私から言わせれば、何の目的もなくて良いが、10万円から20万円程度は常に口座にある状態しておくことがベストだと思う。

 

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大学生は貯金をするよりも自己投資をするべき

大学生は貯金よりも自己投資にお金を使え、というのはたくさんのサイトで目にする項目だ。

大学生の自己投資の代表例は、

・海外旅行

・資格取得

・インターン

・資産形成

などが挙げられる。

 

様々なサイトでは、

「今貯金をするよりも、自己投資で自分の価値を高めた方がお金が貯まるよ」

ということが良いたいのだ。

 

 

反論:自己投資をするのにもまとまったお金が必要

そもそも自己投資をするのにも、ある程度のまとまったお金が必要になる場合が多い。

例えば、海外旅行へ行くのであれば、それだけで10万円から20万円程度のお金が必要になる。

 

また、資産形成というのも自己投資の一環として取り上げられることが多いが、資産形成をするためには、まずは資産がなければならない。

 

貯金が全くない中で、自己投資だと言って海外旅行へ行ってしまったら、その次の月の生活ができなくなってしまうのだ。

 

確かに大学生にとって、自己投資というのは非常に大事になる。

ただ、それには少なからず10万円以上の元手が必要になる場合もあるのだ。

 

自分やりたいこと、身に着けたいことがあるのであれば、まずはそれに応じた金額を貯めておくことをおすすめする。

 

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大学生でも貯金はあった方がいい

この記事をまとめると、たくさんのサイトでは、大学生にとって貯金は必要ないと書かれている

その理由は、

・バイトで貯金をするのは効率が悪い

・目的のない貯金は意味がない

・貯めるより自己投資に使うべき

というのが多い。

 

しかし、

・バイトで数か月分の生活費を貯金する必要がある

・目的のない貯金は貯まりにくいだけ、意味はある

・自己投資にはそもそもお金が必要

というのが私の見解だ。

 

少しでも共感する部分があるのであれば、まずは長期休みを利用して大学生に人気のリゾートバイトでがっつり稼いで貯金をすることをおすすめする。

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