昨今、どんな大学生でも簡単に起業ができる時代になってきた。
だからと言って、安易な気持ちで起業をし成功するケースは少ない。
大学生の起業には、正確な知識やスキルが必要となる。
「大学生が起業するのには、どんな職種がいいの?」
「職種を選ぶ際のポイントは?」
本記事では、こういった悩みを解決していこう。
過去の成功事例から職種の参考を得ることで、あなたの大学生起業は成功に一歩繋がるだろう。
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大学生の起業は職種選びがかなり重要
大学生の起業では、職種選びを間違えてしまうと、事業がすぐダメになってしまったり、最悪の場合には大きな負債を抱えてしまうことになる。
本記事ではそういった失敗を防ぐため、「職種を選ぶ際の3つのポイント」をまず紹介していく。
職種を選ぶ時の3つのポイント
- 在庫を抱えない
- 1人でもできる
- 資金が少なく済む
これら3つのポイント全て、大学生が起業する際には意識してほしい。
1つずつ詳細を踏まえ、説明していこう。
ポイント① 在庫を抱えない
在庫を抱える必要がある事業は、売れ行きが悪いとその商品全てが負債となってしまう危険性がある。
在庫を抱える必要があるビジネスの具体例としては、カフェなどの飲食店や、古着屋などの小売店だ。
1度在庫を抱えてしまうと、その負債がなくなるまでは次の事業にも中々手を出せなくなってしまう。
大学生の起業で大事なことは「トライアンドエラー」の精神。
在庫を抱えない身軽な事業を心がけよう。
ポイント② 1人でもできる
1人でもできない事業の場合、人件費が余分にかかってしまう。
ただでさえ、起業資金が空くなってしまう大学生起業の際には、1人でも運営できる職種を選ぼう。
2人以上で事業を行いたい場合は、ある程度売り上げが安定してからにするのが賢明である。
すなわち、1人では補きれない仕事量を獲得できてからだ。
ポイント③ 資金が少なく済む
上記にも記述している通り、大学生の起業は、とにかく資金量が少なくなる傾向にある。
そのため、職種を選ぶ際には、最高でも20〜30万円ほどで収まる金額で起業しよう。
初期費用が大きくなる事業を大学生の起業で始めてしまうと、事業が軌道に乗る前に潰れてしまう可能性が大いにある。
職種によれば、初期費用がほとんど0円で起業できるものも多数存在しているのだ。
(後に紹介する。)
事業の手軽さ、また精神的な面からも大学生の起業は、資金が少なく済む職種を選ぼう。
大学生におすすめする5つの職種
ここまでに述べた3つのポイントを踏まえた上で、大学生の起業におすすめの職種を5つ紹介していこう。
どれも過去に多数の成功事例があるものだ。
✔️おすすめする職種5選
- ウェブ制作会社
- レンタル事業会社
- マッチング事業会社
- 翻訳会社
- 個人塾
1つずつ詳細を踏まえた上で、説明していこう。
職種① ウェブ制作会社
ウェブ制作会社とは、起業やブロガーなどのために、ホームページなどの制作を代行する事業である。
ウェブ制作を行うには、プログラミングの知識が必要となる。
だが、知識さえあれば費用はほとんど0円で行えるのが、ウェブ制作会社の強みだ。
(かかる費用はサーバー代やインターネット代、その他必要であればソフト代のみ)
また、ウェブ制作会社を立ち上げなかったとしても、副業として簡単にお金を稼げるようにもなるだろう。
ココナラやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを利用すれば、簡単に仕事も取れる。
資金がほとんどかからない上に、1人でも問題なく運営できる。
口コミが広がり仕事量が増えれば、そこから人員を増やすことも可能である。
こういった点から、大学生の起業に強くおすすめする。
職種② レンタル事業会社
レンタル事業会社とは、その名の通り、製品や人材を起業や個人にレンタルを行う会社である。
製品のレンタル事業である場合、多少の在庫を抱えてしまう。
だが、レンタルであるため、大量に仕入れる必要がない。
そのため、負債も少なくなる。
また、人材のレンタルの場合、起業者自身が仕事を行うことで負債が全くかからなくなる。
人材のレンタル業の具体例としては、不用品回収や清掃業務、害虫駆除などがある。
人や物をうまく利用することで、事業を行うレンタル事業会社。
地域のニーズと上手く噛み合えば、少ない資金で大きな利益を得ることが可能であろう。
職種③ マッチング事業会社
マッチング事業とは、いわゆる仲介業のことである。
起業や個人が欲しいと思う人材や商品を、それを持っている人と繋げ、その手数料を取ることで収益をあげる。
マッチング業では、仲介となるためにほとんど費用はかからないだろう。
営業力と求めるものを見定める力があれば事業が成り立つ。
マッチング事業の具体例として、一般的なものは出会い系アプリやアルバイト紹介サイトなどがある。
だが、このように範囲の大きすぎるものでの成功は難しい。
より地域にコミットした、または、とても小さなニーズを見つけ出し、マッチング事業に変えてみよう。
人とコミュニケーションをとることが好きな人には、マッチング事業がおすすめする。
職種④ 翻訳会社
翻訳会社では、その名の通り翻訳のみ行う。
多くの企業に営業をかければ、翻訳者を求めている企業も出てくるはずだ。
職種①ウェブ制作同様、翻訳にも知識やスキルが必要となる。
国民の語学への意識が高まる中で、「多言語が話せる人材」も増えてきているだろう。
そのため、翻訳会社を起業しようと考える場合には、英語や中国語などのメジャーな言語を避けることをおすすめする。
大学生の起業では、大きな株式会社などに勝つことは、ほぼ不可能であるためだ。
マイナーな言語(アラビア語やスワヒリ語など)は、競合会社が少なく、その需要も多少はあるだろう。
語学の習得には、もちろん多大な時間が必要となる。
そのため、大学を卒業してからでも、将来的に起業をしたいと考えている人には、マイナーな語学の勉強をおすすめする。
職種⑤ 個人塾
個人塾ではその名の通り、塾の運営を行い、その受講料で収益を上げることができる。
一口に塾と言えど、勉強に限ったことだけではない。
スポーツが得意なら、スポーツの塾を立ち上げれますし、TOEICなどの資格で高いスコアを持っていれば、TOEIC専門の塾を立ち上げても良いだろう。
このように、あなたの知識やスキルが、そのまま起業に繋がる。
また、現在オンラインでのみ授業を行う形態も増えてきていますので、場所代もほとんどかからず済ますことも可能だ。
「他の誰にもこのスキルは負けない」
そういったスキルを持ち合わせている方には、個人塾をおすすめする。
知識やスキルは実践から学ぼう
良い職種アイデアがあっても、それだけで大学生が起業するにはかなり難易度の高いことである。
そのため、起業をする前に、的確な知識とスキルを身につけてから行うようにしよう。
それらを身につける方法としては、インターンや起業セミナーなどがある。
ですが、最速で起業をしたいと考える大学生には、大学生のための起業スクールを強くおすす目する。
また、その中でもより実践経験を踏める起業スクールを選ぶことが、あなたの起業を成功に大きく近づけるでしょう。
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過去の学生起業職種から学ぼう
本記事では「大学生の起業におすすめする職種」をメインに紹介した。
大学生の起業では、過去の成功事例を真似ることも大切。
もちろん、全て真似るだけでなく、あなたなりのアイデンティティをそこに付け加えてあげることが大事だ。
本記事で紹介してきた5つの職種
- ウェブ制作会社
- レンタル事業会社
- マッチング事業会社
- 翻訳会社
- 個人塾
これらの強みを意識しながら、あなた自身で起業職種について考えてみて欲しい。