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大学生に転売をススメない6つの理由~中学生から転売を始めた経験者からのアドバイス~

 

大学生でも参入しやすい副業、ネットビジネスとはなんだろうか?

そう、転売ビジネス。

 

転売ビジネスとは、簡単に言ってしまえば、安く仕入れて高く売るだけなので、比較的、参入障壁も低く大学生でも始めやすいビジネスだ。

私も中学生から転売ビジネスを始めていたが、今となっては大学生に転売はおススメできない。

 

今回は、転売ビジネスとはなんなのかということを解説しつつ、なぜ大学生に転売ビジネスを勧めないのかということについて、解説していく。

理由1:効率が悪い

転売ビジネスとは、売れそうな商品を安く仕入れてきて、それをインターネットの市場で販売していくものである。

 

仕入れる方法も、インターネット上で仕入れてしまう「電脳せどり」というものや、店舗から直接仕入れる方法や、一昔前までは、実際の店舗で、商品のバーコードを読み取り、市場価格を調査して仕入れる「ビームせどり」など様々な方法がある。

 

少ない商品数で回転させていくのであれば、そこまで労力はかからないが、商品の数が増えてしまうと、かなり効率が悪くなる。

 

というのも、転売ビジネスで利益を出すには、商品が売れなければ意味がない。商品が売れたら、自分で梱包し、発送しなければならない。

 

一日中家にいることができる人なら別だが、大学生となるとそうもいかないだろう。

仕入れから梱包まで全て自分でこなせたとしても、そこから発生する利益率はかなり低い。これについては、後ほど詳しく説明するが、こういった理由から、大学生にとって転売ビジネスは効率がかなり悪いのだ。

 

 

理由2:家が商品だらけになる

仕入れた商品を保管しておくスペースが十分にある人であれば別だが、ほとんどの場合、家が商品だらけになる。

 

仕入れた商品だけでなく、梱包資材なども保管しておかなければいけないため、かなりのスペースを取る場合もある。

商品の数が増えれば増えるほど、家が商品だらけになるし、それだけ管理が難しくなる。

 

しっかりと、どこにどんな商品があるのかを把握しておかなければならないためいちいち商品をカテゴリー分けしてわかりやすく、丁寧に保管しなければならないのだ。

 

時間をかけてリサーチした商品を家で保管していても、踏んでしまい壊してしまったら、その商品はもう金にならない。

 

特に一人暮らしの大学生であれば、そんなに部屋も広くないはずなので、そういった意味でも管理は大変になるだろう。

理由3:不良在庫の処分に困る

転売ビジネスに限らず、在庫を持つビジネスは全て売れ残るリスクというのが付きまとう。

 

どれだけリサーチをして、売れると確信をもって仕入れた商品でも、トレンドが変わってしまえば、売れ残ってしまうことなんて日常茶飯事だ。

もしそうなってしまった場合、損切をするという意味でも、売値を下げて販売しなければならなくなる。

 

そうなればもちろん利益がでないどころか、赤字になる。

 

売値を下げて売れればいいが、売れなかったときの処分が一番大変だ。自分で普段使えるものであればいいが、そうでないものは捨てるしかない。

1つや2つであれば問題ないかもしれないが、仮に大量に仕入れてしまった場合の赤字額は、大学生にとって、とんでもない額になる。

 

転売ビジネスを始めると、必ず不良在庫のリスクが出るので精神的な負担も強くなってしまうのだ。

 

理由4:利益率が低い

先ほども少し説明したが、転売ビジネスの平均利益率は、大体20%と言われている。

 

私も転売ビジネスをしていた時には、20%から30%利益が取れればいい方だったが、よく考えれば3000円の売り上げが出ても利益は、たったの600円程度。

じゃあそれはなぜだろうか?

 

転売ビジネスは、商品の仕入れ額だけでなく、販売手数料、送料などの諸経費がかかってくるからだ。

たったの600円のために、仕入れから梱包、発送を全て自分でこなすとなるとかなり効率が悪いことに気が付くと思う。

 

もっとたくさん稼げると思っている大学生は多いかもしれないが、転売ビジネスの現状は、かなり利益率が低くなってしまうことが多いのだ。

 

 

理由5:リサーチが大変すぎる

あなたは、転売ビジネスをする上で、最も大事なことはなんだと予想するだろうか?

そう、答えはリサーチだ。

 

転売ビジネスは、リサーチが命だと言われているが、本当にその通りで、確実に売れるもの、利益が出るものを仕入れなければ意味がないが、そこが意外と難しい。

 

世の中の流行や、自分が取り扱っている商品ジャンルの流行などを抑えておかなければならないし、流行というものは常に変化する。

私の場合は、最初は店舗仕入れから始め、そのあとからインターネットで完結する電脳せどりに切り替えたが、売れている商品がわかっても、そもそも人気のある商品のため、仕入れられる場所がない。

 

やっと仕入れられそうな商品を見つけても、1個しか仕入れられないということは当たり前のようにある。

 

時間をかけてリサーチして、仕入れられる商品が1つしかみつからないということは、相当効率も悪いし、普通のバイトをした方が稼げるだろう。

 

リサーチに時間をかけても、その時間と労力に見合った利益が出ることは保証できないのだ。

理由6:ライバルが多すぎる

転売ビジネスとは、そこそこ歴史の古いネットビジネスだが、その参入障壁の低さから、今ではライバルが多すぎる

 

インターネットなどで、簡単にノウハウなどを調べられてしまうため、昔のように稼げなくなってきているのも事実だ。

また、メルカリやアマゾンなどの市場でも、転売目的での販売を規制するような動きや対策が練られていて、転売ビジネスは昔のように稼げない人が増えているのだ。

 

昔であれば、無在庫転売という、在庫を抱えずにノーリスクでできるというテクニックもあり、私もぼちぼち稼ぐことはできたが、それも規制がかかったため、かなり厳しくなったといえるだろう。

 

もちろん、今でも利益を上げている転売ヤーは確実に存在しているが、大学生が、今から転売を始めたところで、稼げている一部の人間の仲間入りを果たせるかと言われたらなかなか難しいだろう。

 

 

まとめ

なぜ大学生に転売ビジネスを勧めないのかということについて、まとめると、

1、効率が悪い
2、家が商品だらけになる
3、不良在庫の処分に困る
4、利益率が低い
5、リサーチが大変すぎる
6、ライバルが多すぎる

 

以上6つを紹介したが、本当に今の転売ビジネスは昔より断然稼げなくなっている。

もし、「たくさん稼げそう」と安易に転売ビジネスを始めようとしている大学生がいるのなら、今すぐ他のネットビジネスを探すべきだ。

 

ただ、アルバイトをするよりは、ネットビジネスで稼ぐことをおススメしている。

その理由については、コチラ↓のブログを参照して頂きたい。

・大学生のバイトはどうするべき?~なぜ大学生はバイトをしすぎてはいけないのか?~

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