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大学生は貯金がなくても安心できる?~貯金がないと安心できない大学生もいるの?~

大学生の貯金には、賛否両論がある。

「大学生なら貯金はしなくてもいい、むしろしない方がいい」

という意見と、

「大学生でも絶対に貯金をしておくべき」

という意見だ。

 

貯金というのは、本来、何かがあったときの備えとして蓄えておくものだ。

では、実際の所、大学生は貯金が無くても安心できるのだろうか?

今回の記事では、貯金がなくても安心して生活ができる大学生と、貯金がないと不安な日々を過ごす羽目になる大学生について、詳しく解説していく。

大学生の貯金平均額は?

周りの大学生がどれくらい貯金をしているのかが気になる、という人もいるだろう。

2018年に、全国大学生活協同組合連合会が行った調査では、以下のような結果が出ている。

大学生が1か月に貯金する金額の平均

自宅生:18,050円

下宿性:13,740円

両者の平均:15,895円

(引用:第54回学生生活実態調査の概要報告)

 

この結果からみると、多くの大学生が月に1万円から1万5千円程度の金額を貯金に回している計算になる。

 

「あなたはどうだろうか?」

 

つまり、上記のように平均1万5千円ずつ貯金をして言った場合は、合計で下記の金額が溜まる計算だ。

1年終了時:18万円

2年終了時:36万円

3年終了時:72万円

4年終了時:144万円

 

もし、これから貯金を始めようと思っているのであれば、上記の金額を基準として考えてみると良いだろう。

 

しかし、多くの大学生は、ここまでの金額は貯金できていないだろう。

・遊び
・買い物
・浪費

などで、ほとんどの給料、小遣いを使い果たしてしまっている大学生もたくさんいるはずだ。

 

では、大学生は貯金がなくても安心なのだろうか?

貯金がなくても安心できる大学生の特徴は?

 

貯金がなくても、比較的安心して生活ができる大学生も中にはいる。

では、詳しく見ていこう。

実家暮らしの大学生

実家暮らしの大学生の場合は、そこまで貯金にこだわらなくても安心できる場合がある。

なぜなら、親が食費や家賃など、生活費掛かる費用を工面してくれていることがほとんどだからだ。

例えば、浪費をしてしまって、手持ちのお金が無くなってしまったとしても、家に帰れば食べ物があって、寝るところがある。

 

そして、最悪親からお金を借りれば、無事に解決してしまうのだ。

実家暮らし且つ、収入が10万円以上ある大学生

そして、実家暮らしをしていながら、アルバイトなどの収入が、毎月安定して10万円以上ある大学生も、貯金がなくても比較的安心できると言えるだろう。

 

なぜなら、もしお金が無くなってしまった場合は、先ほど言ったように親から借りることもできるし、次の月の給料日まで待てば、またお金がチャージされるからだ。

また、実家暮らしであれば、多少家にお金を入れている大学生がいるかもしれないが、1万円や2万円程度であることが多い。

 

そのため、緊急時に備えた貯金がなくても、比較的安心して生活をすることができるのだ。

貯金がないと毎日不安な思いをする大学生の特徴は?

では、逆に貯金がないと安心して生活ができない大学生とは、どのような人なのだろうか。

1人暮らしの大学生

まずは、一人暮らしの大学生だ。

実家が近くにある場合はこの限りではないが、一人暮らしをしている大学生のほとんどが、実家から離れた場所に住んでいるだろう。

そのような大学生の場合、貯金がなくなってしまうと、万が一の場合にすぐに対応することができなくなってしまう。

 

例えば、病気でアルバイトができなくなってしまったり、緊急で入院をしなければならなくなってしまった場合などだ。

親に連絡を入れれば、何とか工面してくれるかもしれないが、銀行へ行って振り込みをするというタイムロスが起こってしまう。

生活費などのほとんどを自分で賄っている大学生

そして、一人暮らしをしている大学生で、家賃や生活にかかる費用を全て工面している大学生も、貯金が底を尽きると不安な思いをして生活をしなければならなくなってしまう場合がある。

中には、

「毎月安定してバイト代が入ってくるから、貯金が無くても安心」

と思っている大学生がいるかもしれないが、アルバイトというのはいつ首を切られるかわからない。

 

実際に、私も、安定して10万円以上稼ぐことができていたバイト先が、急に潰れてしまって途方に暮れたという経験が何度かある。

 

そのため、一般的によく言われる、

「生活費の3か月分」

程度の貯金はあった方が、安心して生活を送ることができるだろう。

貯金するにはどうすればいい?

ここまで読み進めて、

「このままじゃやばいな・・・」

「少しずつ貯金を始めようかな」

と思った大学生もいるだろう。

 

では、どのようにすれば、大学生が貯金をすることができるのだろうか。

貯金をするための方法は、基本的に2つしかない。

「収入を増やすこと」

「無駄な支出を減らすこと」

だ。

では、それぞれを具体的に見ていこう。

収入を増やす

収入を増やすと聞くと、何を思い浮かべるだろうか。

「バイトのシフトを増やす」

ほとんどの大学生が、このような方法を思いつくはずだ。

 

しかし、大学生がお金を稼ぐ方法は、アルバイトだけではない。

他の記事でも紹介しているが、大学生がアルバイト以外でお金を稼ぐ方法というのは、数えきれないくらいあるのだ。

このようにして、少しでも毎月の収入を増やすことができれば、貯金に回せる金額も自然と増えてくる。

 

ただ、

「お金があれば、あるだけ使ってしまう」

という大学生もいるはずだ。

これでは、どう頑張っても貯金を成功させることはできない。

 

大切なのは、収入を増やすと同時に、無駄な出費を減らしていくことだ。

無駄な出費を減らす

無駄な出費を減らすというのは、何も食費を削減するとか、水道代を節約するために水を飲まない、というようなことではない。

自分の生活において、全く意味や価値のない物にお金を払うのを辞めるということだ。

例えば、

・ギャンブル
・タバコ
・衝動買い
・バカ騒ぎするだけの飲み会

これらは、なくても生活に支障はきたさない。

 

まずは、自分がどの場面で無駄遣いをしてしまっているのかをしっかりと把握し、バッサリとカットしていく必要があるのだ。

こうすることで、少なからず大学生でも貯金ができるようになるだろう。

まとめ

大学生には、

「貯金が無くても安心できる大学生」

と、

「貯金がないと安心して暮らすことができない大学生」

がいる。

 

あなたはどちらのタイプの大学生だろうか?

もし、貯金がないとやばいかもしれないと思ったのであれば、今月から少しずつ万が一のためにお金を蓄えておくことをおすすめする。

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