「大学生でバイトをするのは当たり前?本当はしたく無い。。」
大学の学部によっても大きく異なると思うが、ほとんどの大学生が在学中にバイトを行なっているように感じる。
友人と遊ぶため、授業料を払うため、留学に行くため、趣味に使いたいため、など理由は様々だろう。
中には、バイトを一切しない大学生も存在する。
なぜ、彼らはバイトをしないのか?
その理由を含め、大学生がバイトをするのは当たり前なのかどうか、本記事では紹介していく。
バイトを始めるか悩んでいる、または辞めるか悩んでいる大学生には、ぜひ読んで欲しい1記事だ。
大学生がバイトをするのは当たり前でない
結論から言えば、大学生がバイトをすることは当たり前ではない!
実際に、べネッソ総合教育研究所が行った調査では、バイトをしている大学生は全体の63.7%だった。
つまり、約4割の大学生がバイトをしていないのだ。
では、なぜこの4割の大学生はバイトをしないという選択をしているのか?
その理由となる彼らの意見を紹介していく。
バイトをしない大学生の意見
- 学業に専念している
- バイト以外で稼ぐ手段を持っている
- ただ遊びたい
この3つが、一部の大学生がバイトをしない理由である。
1つずつ、詳細を踏まえて説明していこう。
理由① 学業に専念している
多くの大学生が分かってはいながら、目を背けている事がある。
それが、大学は勉強をするために通っているという事。
本気で学業に専念したいために、バイトをする時間が無いのである。
文系大学生よりも、理系大学生に多い傾向がある。
日本の大学では、あまりイメージを付けにくいことではあるが、世界的に見れば大学在学中にバイトをする大学生は少ない。
それは、日本の大学が進学よりも入学することの方が、難易度が高いからという意見もある。
大学を卒業したときに、何を勉強したのか、バイトをせずに学業に専念した大学生は、自身を持って答える事ができるだろう。
学業に専念すれば、同じく大学では勉強をする事が当たり前という友人もできやすい。
勉強に集中したい、かつ金銭的な援助は受けられる大学生はバイトをしなくて良いだろう。
理由② バイト以外で稼ぐ手段を持っている
大学生がお金を稼ぐ方法は、バイトだけでは無い。
中には、自身のビジネスを立ち上げてお金を稼いだり、副業を持つ事で収入を得ている大学生も多いのだ。
基本的にバイト以外で稼いでいる人の収入は、バイトよりもかなり多い事が多い。
「バイトをする事が当たり前」
この考えの中から、一歩飛び出る事ができたためだ。
ビジネス内容に関しては大学生によって様々であるが、副業はある程度同じもので稼いでいる傾向が多い。
それが、アフィリエイトや動画編集、せどり、プログラミングなどである。
正しい知識とスキルを身につける事ができれば、月に数10万円〜数100万円を稼ぐ事ができる。
理由③ ただ遊びたい
中にはバイトをしない理由を、ただ遊びたいからという大学生もいる。
一見、印象の悪いように感じられるが、私は大学生としてあるべき1つの姿であるとも考える。
大学を一度卒業すれば、自由な時間を得られる機会はとことん少なくなる。
もちろん、フリーターなどになれば話は別だが、それは心からの自由では無いはずだ。
また、大学のうちに「様々な遊び」を経験していない大学生は、社会人になり余裕が出てから遊んでしまう傾向にある。
若い頃よりも金銭的余裕があるため、その遊び方も派手になってしまう傾向があるのだ。
大学生の4年間は長いようで一瞬で過ぎ去ってしまう。
そのため、時間を無駄にせず遊びまくる大学生活も、あながち間違いでは無いのだ。
ただ、金銭的な負担を両親等にかけている事実は変わらないので、感謝を忘れてはいけない。
大学生がバイトから得られる3つのメリット
ここまで、大学生はバイトをするのは当たり前でないこと、そしてその理由も紹介してきた。
ここからは、逆にバイトをすることで得られるメリットも紹介していく。
それが以下の3つだ。
- 知識や経験
- 新しい人との出会い
- 購買の自由
1つずつ、詳細を踏まえて紹介していく。
メリット① 知識や経験
大学生はバイトを通して、様々な経験や知識を得る事ができる。
そういった知識や経験は、今後の人生の中で役立つだけでなく、就職活動でも話のネタとする事ができる。
バイトから得られる知識は、バイトによって異なる。
その業界における裏側であったり、正しい振る舞い方などだ。
例えば、大学生に人気な、居酒屋のバイトを始めたとしよう。
そうすれば、居酒屋にあまり通わない人であっても、お酒の席での周りに迷惑をかけない飲み方など、学ぶ事ができる。
大学生の間にこのような知識を持っていなかった場合、社会に出てからの飲み会で恥をかくことが多い。
大学では学べない知識の1つだ。
多くのバイトを経験することで、その業界の当たり前を知ることができる。
ぜひ、興味のある業界の裏を知るために、バイトを始めてみよう。
メリット② 新しい人との出会い
バイトでは、これまで関わることのなかった多くの人と出会うことができる。
そのため、友人ができたり、彼氏や彼女ができることもよくあることだ。
多くの大学生が出会いを求めてバイトを始める。
もちろん、大学内でも新しい出会いを求めることはできるが、時間が経過するたびに新しい人と出会う機会はなくなるだろう。
だが、バイトは違う。
新しいバイトを始めるたびに、新しい出会いがそこには存在している。
また、趣味を仕事にした場合(アパレル定員や映画館等)には、共通の趣味を持つ大学生も集まりやすいので、仲良くなりやすい傾向にある。
新たなコミュニティを作りたいと考える大学生は、バイトから見つけよう。
メリット③ 購買の自由
バイトをする1番の目的は、もちろんお金を得ることだ。
お金を稼ぎ、個人としての金銭的自由を得ることで、購買の自由を広げることができる。
バイトをしない大学生の多くは、親からお金をもらえている人が多い。
働く必要が無く気楽なようにも感じるが、罪悪感や羞恥心などから、自由な購買がやりにくい傾向にある。
バイトであろうと、週4日ほど入れば、月に10万円ほど稼ぐことはできる。
上手く貯金をすることで、欲しいものをすぐに手に入れられるだろう。
バイトをするかしないかはあなた次第
本記事では「大学生がバイトをするのは当たり前なのか」をメインに紹介してきた。
バイトをすることは全く当たり前なことでは無く、実際に約4割の大学生はバイトをしていない。
ただ、バイトをしないという決断をするなら、何らかの理由は必要であろう。
それが以下の3つなどにあたる。
- 学業に専念している
- バイト以外で稼ぐ手段を持っている
- ただ遊びたい
このような理由も持たずに、単にバイトに対して嫌悪感を持ち、やりたくないと考えるのはおすすめしない。
なぜなら、バイトをすることで得られるメリットも多く存在するためだ。
それが以下の3つであった。
- 知識や経験
- 新しい人との出会い
- 購買の自由
時間があると感じる大学生は、すぐに何かの行動を起こそう。
それがバイトであろうと、副業であろうと、遊びであろうと、どんなことでも構わない。