大学生は一人暮らしをするのも初めてで、様々な悩みはあると思うが、その悩みの代表として、隣近所への挨拶というのがあると思う。
しかし、結論から言ってしまえば、私は、大学生であれば隣近所への挨拶は必要ないと思っている。
その理由を3つに分けて解説していく。
1、防犯上の理由
大学生が一人暮らしをする上で、特に気を付けなければいけないのが、犯罪に巻き込まれないこと。
特に女子大生の一人暮らしであれば、狙われやすいだろう。
その女性が隣近所に「新しく引っ越してきました!」
なんて挨拶をすれば、「私は女子大生ですが、新しく一人暮らしを始めました」
とわざわざ報告しているようなもの。
「隣人が全員危ない人ってわけでもないでしょ?」
と思う人もいるかもしれないが、間違いなく中にはそういった人も存在する。
特に田舎から状況してきて、まだ右も左もわからない状況であれば、地元の感覚で、”近所の人を信用できる人”と勘違いしてしまいがちだが、都会には人がたくさんいるだけに、怖い人も間違いなくいるのだ。
もちろん、男子学生も防犯には、細心の注意が必要だが、女子大生は特に注意が必要だ
こういった防犯上の理由から、今では大学生が一人暮らしをする際に、隣近所に挨拶をするというのは少なくなってきている。
私も、引っ越してきてから特に隣近所への挨拶はしていないし、もっと言えば、引っ越して半年以上たつが、隣の部屋の住人の顔を見たことがない。
特に文句も言われてないし、まず触れ合うことが少ないため、挨拶は必要ないと感じる。
2、アパートであれば入れ替えが激しい
団地や、そこそこ家賃の高いマンションであれば、そこまで入れ替えは激しくなく、お隣さんとしばらくは付き合っていくことになるかもしれないが、大学生が済むような家賃の安いアパートであれば、かなり住人の入れ替わりが早いのだ。
レオパレスなどでは、マンスリー契約や、一週間、一か月といった区切りで人が入れ替わることも珍しくないため、そういった意味でも、挨拶は不要である。
玄関や、廊下ですれ違った時に軽く挨拶をすればいい程度である。
律儀な人であれば、挨拶に回るかもしれないが、ほんとにびっくりするほど入れ替わりが激しく、気づいたらいなくなってた、とか、違う人が住んでいたなんてことは、日常茶飯事なのだ。
そんなすぐ入れ替わってしまうかもしれない隣の住人に、お金のない大学生が手土産をもって、挨拶に行くというのは、きわめてお金の無駄遣いだと私は感じる。
3、そもそも関わりが少ない
先ほども書いたように、私は引っ越してから半年以上は立つが、隣人の顔を見たことがない。
住んでいることは確かだが、話したこともなければ、玄関ですれ違ったこともないのだ。
そもそも、人それぞれ生活リズムが違うため、隣人との関りは基本的にないと思っていいだろう。
大学生であれば、昼は学校、夜はバイト、休みの日は遊び、など、多忙な学生が多いと思うので、その分家にいる時間は少なくなる。
そうなれば、尚更隣人と触れ合う機会なんてのはなくなる。
もし、あまり外出せず、家にいる時間が多い学生がいたとしても、外に出なければ、隣人と接する機会もないため、同じことが言える。
このように、大学生の一人暮らしでは、隣人と関わる機会がないため、挨拶は必要ないのだ。
・まとめ
大学生の一人暮らしでは、隣人への挨拶は必要ない。
その理由を大きくまとめると、以下の3つだ。
・防犯上の理由
・住民の入れ替わりが激しい
・そもそも隣人との関りが少ない
このような理由から、無理して隣人に挨拶に行く必要は全くない、特に気を付けてほしいのが、最初の項目で話した、女子大生の一人暮らしの場合だ。
あえて自分から、「私は女子大生で、一人暮らしをしています」と報告しに行く必要は全くない。
まあ、絶対に挨拶はしてはいけないというわけではないので、そこはご自分の判断で、行く必要があると思ったら行けばいいし、その必要がなければ無理して行く必要はないだろう。